PROFESSOR
柳英克
ポートフォリオサイト経歴
京都出身、デザイナー。1976年から1981年にかけて造形作家としてNHK教育テレビ番組などで造形デザインを手掛ける。1982年から1991年にはオフィス・ヤナギとしてTV・舞台・CM・絵本などのデザインを手掛ける。1991年から2000年にかけてアートスペースJAKU-REN 和太鼓奏者としての活動を経てマルチメディア作品による創作活動を行う。その後、2000年に公立はこだて未来大学システム情報科学部 助教授、2005年には教授に就任、2021年3月に退職。同年4月に京都大学大学院特任教授としての活動・ヤナギデザインとしての活動を開始。
研究室アーカイブサイトに寄せて
テクノロジーの発達は未知の知覚情報を創出し高度なコミュニケーションを可能にしました.現代人がこのような知覚情報を身体感覚に置き換えて適応していく過程はますます複雑になり,身体性と知覚の乖離が発生しているように思います.柳研究室には身体性の知覚の統合や再構築のプロセスに着目したテーマが根底にあります.ここで学んだ学生たちの成果がアーカイブスとして編纂されたことは大変感慨深く心より感謝いたします.