インタラクティブなプロジェクションマッピングによる文化財展示の提案

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メンバー:小田島慧

卒業年度:2017

博物館の展示は,デジタル技術の進化により様々な展示方法へと発展してきた.文化財にプロジェクションマッピング(PJM)を活用した新しい展示方法で,鑑賞者に文化財の持つ博物情報への興味関心・理解を向上させる取り組みが行われている.これらのPJMによる展示方法は鑑賞者が受動的に視覚と音声情報を得るものが多く,鑑賞者と展示物とのインタラクション性は低い.そこで,展示物と鑑賞者の関係性に着目し,インタラクション性が高い展示システムを構築することで,さらなる興味関心・理解の向上が期待できると考える.本研究では,展示物とユーザの関係を新しく構築するインタラクションデザインの提案を行い,鑑賞者が文化財の持つ博物情報の興味関心・理解を深めるための支援を目的とする.

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